
リュートの紹介:
ペルシャ~アラビア半島の楽器ウードが東に伝わり中国で琵琶に、
8世紀、サラセン人のイベリア半島征服でヨーロッパに伝わりリュートに、
16世紀まで人気となるが、耐久性の悪さ等から廃れ、後に進化たギターに役割が移る。
「シチリアーナ」(16世紀/作者不詳)
ウクレレの祖先の祖先はコロンブスの時代のギター(ルネッサンスギター)
1492年以降(大航海時代)コロンブスの船団などに乗っていたギター楽師たちが置き土産として
各地に当時のギターを伝え、もらった現地の人々が同じ物を作り現地の言葉で名前を付ける。
カナリア諸島でティンプレ、マデイラ諸島でブラギーニャ
プエルトリコやベネズエラでクアトロ、ブラジルでカヴァキーニョ、、、等
「ロンドとサルタレッロ」1500-1560年/ティールマン・スザート)
コロンブス時代から380年後の1879年8月23日、マデイラから450名の移民団がハワイに、
ブラギーニャ職人3名が工房を構えるが、認知されずハワイ語のネーミングを考える。
商品名「ヌネスのウクレレ」がヒットして楽器名になる。
一方ヨーロッパでは17世紀にギターが大型化し5コースに(バロックギター)
18世紀末に巻き弦が開発され6単弦に(19世紀ギター)
魔笛の主題による変奏曲(1821年/フェルナンド・ソル)
19世紀半ば(1950年代)にアントニオ・デ・トーレスが改良し更に大型化、現代のクラシックギターに
「愛のロマンス」(1877年/ルビーラ「エチュード」→1931年/改編「作者不詳のロマンス)
「アルハンブラの思い出」(1906年/フランシスコ・タレガ)
1833年マーチンI世がアメリカに渡りギター工房を始める
19世紀後半:ミシシッピデルタでブルースの広まり、鉄弦が使われ始める(パーラーギター)
「セントルイス・ブルース」(1914年/ウイリアム・ハンディ編)初めて出版されたブルース
リードシート(メロディ&コードネームだけの楽譜)の普及(推奨者:モートン、グローフェ)
1920年代、レコード産業の発達&ラジオ放送の広がり(ジャズエイジ)
1931年エレキギター発明(膝の上に置いて弾くハワイアン用「ラップスチールギター」)
1936年ギブソンES150発売、
1940年代スイングジャズ~モダンジャズ時代
ビリーズ・バウンス(1945年/チャーリー・パーカー)
1950年代~ロックンロール
「リフの紹介」/ジョニーBグッド(1958) 、1960年代ビートルズ、デイトリッパー(1965年)
'1966年~エフェクターの開発
ジェシカ (1973年/オールマン・ブラザーズ・バンド)
1970~80年代フュージョンの台頭、「ピエゾ(圧電式)ピックアップ開発」1969年~
スペイン(1972年/チック・コリア)
にほんブログ村